横井業務店

横井業務店

社長メッセージ

左官という「いにしえの技」を、若い人の力で進化させてほしいと思っています。

「機械化・自動化」が今後の課題。

日本は少子高齢化によって、人口は減少傾向にあり、建設業でも携わる人数が100万人は減少するという予想があります。その反面で、建設に対する投資額は今後も維持されると言われています。そこで、建設業界では「2025年までに30%は機械化・工業化したい」という展望があります。
私たちも、可能な分野から、積極的に「機械化・自動化・省力化」に取り組んでいきます。例えば、時に深夜に及ぶ床仕上げ作業では、床の水平度を効率的に実現するために、セメントに砂の代わりに空気を混ぜるエアモルタルレベリング剤を材料メーカーと共同で開発し、実用化しました。粘度が低く、自然に平滑に広がるため、省力化や作業時間の短縮が見込まれます。これはマンションのフローリングの下地や、車いすやストレッチャーが通るためにより厳しい水平度が要求される病院などでの普及を目指しています。
若い社員には、こうした「省力化・機械化」をどうしたら推進できるかを考えて、新しい発想をどんどん出して欲しいと期待しています。

「外断熱」などの環境分野に着目した新しい事業にも挑戦していきます。

私たちがさらに成長していくために、新しい取り組みも始めています。その一つが「外断熱」です。外断熱工事は、断熱材の上から外壁材を塗り込んで仕上げるため、私たちが今まで取り組んできた左官の技術を応用できる分野です。既に、東海地方はもちろん、寒さの厳しい関東や東北からも依頼を受けて、社員が出かけています。東日本大震災の時ももっと外断熱の建物があれば、東北地方の避難所も住みやすいものになっただろうと考えています。また、高温多湿の東海地方においても、外気温を断熱することによって、夏期の省エネルギーにも貢献できると考えています。だからこそ、外断熱を普及する力になりたいのです。
最後に、当社に入社して欲しい人材は、「やる気のある人」。そして、「仕事を面白がって取り組める人」です。また、多くの職人さんに指示を出し、まとめていく必要があるので、「人との接点を面白がり、良好な人間関係を作ることができる人」です。当社には女性の社員もおり、男性・女性は関係ありません。学校も工業高校卒業者はもちろん、商業科や大学の文系を卒業した人でも歓迎です。多くの若者が、「左官」の仕事に興味を持ち、当社の門をたたいて欲しいと思います。

社長メッセージ

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